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2013年 01月28日 07:50 (月)

100日を切った。特に吸いたくならないから、このまま行きたい。
■ニコチン中毒って?
 ここでニコチン中毒とは何なのか考えてみます。
 ニコチン中毒とはニコチン依存症になってしまうことですが、具体的にいったい何がどうなっているというのでしょうか。これを解き明かすには、少しめんどうですが我々の脳の仕組みと働きについて知る必要があります。

 我々の脳は数多くの神経細胞が結びついて活動しており、各々の神経細胞は近くの神経細胞と手を結び合うような形で情報伝達ルートを形成しています。結び合うといっても紐が結びつくようにくっついているわけではなく、細胞間にはわずかな隙間があって、神経細胞はこの隙間に情報伝達物質を飛ばして情報(刺激)を伝達しています。また情報(刺激)はそれぞれの分解酵素によって消去されもします。

 この情報伝達物質にはセロトニンやドーパミンなどいくつかの種類があり、神経細胞の先端にはそれぞれの情報伝達物質に反応する器官(受容体=レセプター)があります。アセチルコリンもそのひとつですが、ニコチン(※1)とアセチルコリンが似通った分子構造をしているため、この受容体はニコチンにも反応してしまいます。
 ニコチン中毒とは、脳の情報伝達物質であるアセチルコリンがニコチンに取って代わられることで発症します。
 やっかいなことに、ニコチンは分解酵素によって消去されにくいのでアセチルコリンに比べてより強く、より長く受容体を刺激し続けることができます。アセチルコリンに比べてニコチンのほうが、情報伝達物質としては高性能ということもできるでしょう。

 ニコチンが継続的に脳に供給され続けると受容体は強い刺激に慣れてしまい、もともとのアセチルコリンの刺激では正常な脳活動ができなくなっていきます。加えて、この強い刺激で脳は「アクセル全開」の状態となり、強い幸福感を得るようになります。つまり気持ちいいわけですね。
 また、たくさん押し寄せるニコチンに、脳は受容体の数を増やして対応します。これによりさらに多くの情報伝達物質を要求するようになるのです。脳がこの状態になってしまうことを、ニコチン依存症(ニコチン中毒)と呼びます。脳がニコチン依存症(ニコチン中毒)になるには、大量のニコチンが急激に血中に流れ込む必要があります。
※1:正確にはニコチンが代謝された物質であるコチニンです。

次回はこの「大量かつ急激なニコチン」というキーワードに沿って、タバコと禁煙補助剤の違いについて少し補足いたします。
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